原付免許

外国人が原付免許を取る方法|47都道府県の対応言語・必要書類・費用を解説【2026年版】

外国人が原付免許を取る方法|47都道府県の対応言語・必要書類・費用を解説【2026年版】

日本で原付(げんつき/gentsuki)に乗る方法は2つあります。母国に運転免許がない人は、免許センターで原付免許を新しく取ります。母国に運転免許がある人は、外免切替(がいめんきりかえ)で日本の免許に切り替えられます。受験できる言語は、新しく取る場合は都道府県によって0言語から20言語まで違い、外免切替なら全国どこでも20言語です。

この記事は、日本に住んでいて、自分で原付免許を取りたい外国人の方に向けて、47都道府県すべての対応言語を調べたうえで、取得の手順を最初から最後まで整理したものです。

この記事を読むと、次の4つが分かります。

  • 原付免許を取る3つの方法と、自分に合う方法の選び方

  • 自分の住んでいる都道府県で、何語で試験を受けられるか(47都道府県すべて)

  • 必要な書類・費用・当日の流れ

  • 試験に何が出て、どう準備すればいいか

※この記事の内容は2026年9月時点のものです。手数料や制度は変わることがあります。実際に申し込む前に、お住まいの都道府県の運転免許センターで必ず確認してください。


原付免許を取る3つの方法

方法は「日本で新しく取る」「外免切替」「国際免許」の3つです。母国に免許がなければ、選べるのは「日本で新しく取る」だけです。

① 日本で新しく取る

② 外免切替

③ 国際免許

どんな人向けか

母国に免許がない人

母国に免許がある人

短期滞在の人

受ける試験

学科試験(48問)

知識確認(50問)

なし

合格率

58.7%

42.8%

—

受験できる言語

都道府県により0〜20言語

20言語(全国共通)

—

試験の予約

比較的取りやすい

地域により数か月待ち

—

有効期間

日本の免許として有効

日本の免許として有効

発給から1年など制限あり

この記事では、最も多くの方が選ぶ①日本で新しく取る方法を中心に説明します。②の外免切替については、記事の後半で説明します。

👉 母国の免許を持っていない場合、選べるのは①だけです。


原付免許の学科試験は何語で受けられますか

免許センターで原付免許を新しく取る場合、受験できる言語は都道府県ごとに決められています。青森県・岩手県・秋田県・長野県は日本語のみ、茨城県・滋賀県・山口県・香川県・長崎県・熊本県・宮崎県・鹿児島県は20言語です。東京都と栃木県は5言語です。

2024年6月28日から、日本では20言語で学科試験を受けられるようになりました。この20言語の対象は、第一種免許・第二種免許・仮免許の学科試験と、外免切替の知識確認です。

原付免許の学科試験は、この20言語の対象に入っていません。原付は各都道府県が独自に決めており、その差は非常に大きくなっています。

都道府県別の答え(2026年9月時点)

各都道府県警察の公式ページを調べ、公式ページに記載がない県は運転免許センターへ電話して確認しました。47都道府県すべて確定しています。

  • 青森県・岩手県・秋田県・長野県では、原付の学科試験を外国語で受けることはできません。日本語のみです。

  • 北海道・山形県・千葉県・神奈川県・静岡県・京都府・鳥取県では、原付の学科試験は英語のみです。

  • 茨城県・滋賀県・山口県・香川県・長崎県・熊本県・宮崎県・鹿児島県では、原付の学科試験を20言語で受けられます。

  • 東京都では、原付の学科試験を英語・中国語・ベトナム語・ネパール語・ミャンマー語の5言語で受けられます。

  • 栃木県でも5言語で受けられます。英語・中国語・ベトナム語・ポルトガル語・ネパール語です。

  • 三重県では8言語(英語・中国語・ポルトガル語・ベトナム語・スペイン語・タガログ語・インドネシア語・ネパール語)で受けられます。

  • 兵庫県では6言語(英語・中国語・ポルトガル語・ベトナム語・ネパール語・シンハラ語)で受けられます。

  • 埼玉県・愛知県・大阪府では4言語(英語・中国語・ベトナム語・ポルトガル語)で受けられます。

  • 福岡県では3言語(英語・中国語・ベトナム語)で受けられます。

  • 岐阜県では英語・ポルトガル語・中国語の3言語で受けられます。ベトナム語はありません。

  • 福島県・群馬県・福井県では英語とベトナム語の2言語で受けられます。中国語はありません。

  • 沖縄県では英語とネパール語の2言語で受けられます。

全国の内訳

原付の学科試験で使える外国語

都道府県

県数

なし(日本語のみ)

青森・岩手・秋田・長野

4

英語のみ

北海道・山形・千葉・神奈川・静岡・京都・鳥取

7

2〜3言語

福島・群馬・福井・山梨・岐阜・和歌山・島根・徳島・愛媛・福岡・大分・沖縄

12

4〜8言語

宮城・栃木・埼玉・東京・新潟・富山・石川・愛知・三重・大阪・兵庫・奈良・岡山・広島・高知・佐賀

16

20言語(外免切替と同じ)

茨城・滋賀・山口・香川・長崎・熊本・宮崎・鹿児島

8

青森県警察は公式の案内に「小型特殊免許及び原付免許の学科試験問題は日本語のみとなります」と明記しています。首都圏だけを見ても、県境をまたぐと状況が変わります。茨城県は20言語、東京都と栃木県は5言語、埼玉県は4言語、神奈川県と千葉県は英語のみです。

また、対応言語は言語数だけでは分かりません。言語数が同じでも、自分の母語が入っているかどうかは県ごとに違います。東京都と栃木県はどちらも5言語ですが、東京都にはミャンマー語があり、栃木県にはポルトガル語があります。

自分の県に母語がなかったときの選択肢

日本語のみの4県、英語のみの7県、そして母語が入っていない県にお住まいの方は、ここで行き止まりに見えるかもしれません。ですが、母語以外の言語で受験して合格している人はいます。分かれ目は、その言語の力ではなく交通ルールの中身を先に理解しているかどうかです。

試験は○×の文章問題です。ルールの意味を母語で理解しておけば、問題文が母語以外の言語で書かれていても判断できます。逆に、問題文を丸暗記すると、少し言い回しが変わっただけで間違えます。

受験する言語は、自分の県で用意されている言語の中から選びます。たとえば岐阜県は英語・ポルトガル語・中国語なので、この3つと日本語が選択肢です。青森県・岩手県・秋田県・長野県は日本語のみなので、日本語で受験することになります。

👉 Driveyは、原付の学科試験を英語・ベトナム語・ミャンマー語・インドネシア語・中国語で学べる原付免許コースを用意しています。母語で交通ルールを理解したうえで、自分の県で用意されている言語のうち読める言語で受験できます。無料トライアルで試せます。

外免切替で選べる20言語

外免切替の知識確認で選べる20言語は次のとおりです。こちらは全国共通で、都道府県による差はありません。

英語/中国語/韓国語/ベトナム語/ミャンマー語/ネパール語/インドネシア語/タイ語/タガログ語/クメール語/モンゴル語/シンハラ語/ヒンディー語/ウルドゥ語/ペルシャ語/アラビア語/ポルトガル語/スペイン語/ロシア語/ウクライナ語

たとえばインドネシア語を母語とする方の場合、次のように分かれます。

  • 母国に免許がある → 外免切替を使えば、全国どこでもインドネシア語で受けられます

  • 母国に免許がない → 免許センターで新しく取ることになり、インドネシア語を選べるのは三重県と、20言語に対応する8県だけです

タイ語・タガログ語・韓国語なども同じ状況です。

👉 「20言語対応」の対象は外免切替の知識確認です。免許センターで新しく取る場合の原付の学科試験は別扱いなので、必ず自分の都道府県を確認してください。

学科試験に通訳を連れて行くことはできません

学科試験の会場に通訳を同行することはできません。試験は一人で受けます。

つまり、日本語以外で受験できるのは、試験問題がその言語で用意されている場合だけです。「通訳を連れて行って訳してもらう」という方法は使えません。日本語のみの4県や、その県で用意されている外国語をどれも読めない場合は、日本語で受験することになります。

なお、受付や書類の手続きについては、都道府県によって案内が異なります。同行者に関する扱いは、事前に免許センターへ確認してください。

自分の都道府県を確認する方法

対応言語は変わることがあります。受験する前に、次のどちらかで最新の状況を確認してください。

  • お住まいの都道府県警察のウェブサイトで「外国語 学科試験」を検索する

  • 運転免許センターに電話し、「原付免許を新しく取りたいのですが、学科試験を〇〇語で受けられますか」と聞く

確認するときは、「原付免許を新しく取る場合の学科試験」だとはっきり伝えてください。「学科試験は何語で受けられますか」とだけ聞くと、普通免許や外免切替の20言語の答えが返ってくることがあります。

👉 公式ページに「20言語の対象から原付を除く」と書かれていても、原付だけ別の言語が用意されていることがあります。千葉県・栃木県・群馬県・福島県はいずれもこの除外記載がありますが、電話で確認すると原付用に1〜5言語を用意していました。ウェブサイトの記載だけで諦めず、必ず電話で確認してください。


外国人が原付免許を取るのに必要な書類

必要なのは住民票の写し(在留期間などがすべて記載されたもの、6か月以内、コピー不可)と在留カード、証明写真1枚です。住民票が取得できない在留資格では受験できません。

  • 住民票の写し — 在留期間など、外国人住民に関する事項がすべて記載されているもの。交付日から6か月以内。コピーは使えません

  • 在留カード(または特別永住者証明書、マイナンバーカード、パスポートなど)

  • 写真1枚 — 縦3cm×横2.4cm、6か月以内に撮影、無帽・正面・無背景

  • 予約のQRコードまたは予約番号 — 東京都のように完全予約制の地域では必須です

  • 筆記用具 — 鉛筆(HB)、消しゴム、黒または青のペン

  • 眼鏡(必要な方)

県によって持ち物が追加されることがあります。石川県では支払いが現金のみで、証明写真は撮影日が分かるものが必要です。事前に確認してください。

受験できない場合があります

次の場合、原付免許を受験できません。申し込む前に必ず確認してください。

  • 住民基本台帳法の適用を受けていない場合 — 住民票が取得できない在留資格では受験できません

  • 在留期限が過ぎている場合

  • 16歳未満の場合 — 原付免許は16歳から取得できます

  • 視力が足りない場合 — 両眼で0.5以上が必要です(眼鏡・コンタクト可)

また、受験できるのは住民票がある都道府県です。東京に住んでいる人が大阪で受験することはできません。つまり、受験できる言語は自分で選べません。住んでいる県で決まります。


原付免許の費用はいくらですか

東京都の場合、合計9,200円です。内訳は試験手数料1,600円、免許証交付料2,350円、原付講習受講料5,250円です(2026年9月時点)。

試験手数料

1,600円

免許証交付料

2,350円

原付講習受講料

5,250円

合計

9,200円

このほかに、住民票の発行手数料(300円程度)と写真代がかかります。手数料は都道府県によって多少異なるため、お住まいの都道府県で確認してください。

なお、不合格になると試験手数料1,600円は戻らず、再受験のたびに必要になります。1回で合格することが、そのまま費用の節約になります。


申込みから免許交付までの流れ

原付免許は多くの都道府県で1日で取得できます。朝に受付をして、適性検査、学科試験、原付講習を受け、その日のうちに免許証が交付されます。

  1. 試験を予約する — 東京都は完全予約制です。予約なしでは受験できません

  2. 住民票を取る — 市区町村の役所で取得します。「在留期間などがすべて記載されたもの」と伝えてください

  3. 運転免許試験場へ行く — 東京都では府中・鮫洲の各試験場で、平日のみ実施しています。集合時間は午前8時または午前11時です

  4. 申請書を出す — このとき、希望する言語を窓口で伝えます

  5. 適性検査 — 視力・色の識別などの検査です

  6. 学科試験 — 48問・30分

  7. 原付講習 — 3時間。実際に原付に乗る実技があります

  8. 免許証の交付

👉 原付講習では実際に原付に乗ります。長袖・長ズボン・運動靴で行ってください。サンダルやスカートでは受講できません。

原付講習の順序は都道府県で違います

上の流れは東京都・大阪府の場合です。学科試験より先に原付講習を受けなければならない県があります。

  • 秋田県 — 先に運転免許センターへ電話して原付講習を予約し、予約した日に学科試験を受けます

  • 栃木県 — 原付講習が必須です。先にオンラインで予約して受講してから、学科試験を受けます

  • 滋賀県 — 試験前の1年以内に原付講習を受けていないと、学科試験に合格しても免許証が交付されません

  • 愛媛県 — 先に警察署で予約番号を取り、5日以内に運転免許センターで学科試験を受けます

手順を間違えると、その日に免許証を受け取れません。申し込む前に、自分の県の順序を必ず確認してください。


原付の学科試験と外免切替の知識確認は「別の試験」です

この2つは同じ問題ではありません。原付の学科試験は48問、外免切替の知識確認は50問で、出題範囲も違います。自分が受けるのはどちらなのかを、最初にはっきりさせてください。

原付の学科試験

外免切替の知識確認

受ける人

母国に免許がない人

母国に免許がある人

問題数

48問(文章46問+イラスト2問)

50問

配点・合格点

50点満点中45点以上

50問中45問以上

試験時間

30分

30分

出題範囲

原付に関する範囲

普通免許と同じ範囲

合格率

58.7%

42.8%

受験できる言語

都道府県により0〜20言語

20言語(全国共通)

技能試験・技能確認

なし

原付はなし

原付講習

必要

不要

Driveyの対策コース

原付免許コース

外免切替コース

58.7%

原付の学科試験
合格率

42.8%

外免切替の知識確認
合格率

外免切替の知識確認は、出題範囲が広い

見落とされやすい点があります。外免切替で原付免許を取る場合も、知識確認は普通免許への切替と同じ50問です。原付専用の問題ではありません。

つまり、同じ原付免許を取るのに、外免切替のほうが出題範囲は広くなります。合格率が58.7%と42.8%で差があるのは、この範囲の違いも理由のひとつです。

👉 外免切替は「技能確認も原付講習もなく、母語で受けられる」一方で、「試験の範囲は普通免許と同じ」です。安いから簡単、ではありません。

原付の学科試験の合格率は58.7%

警察庁の「運転免許統計(令和7年版)」によると、原付免許の学科試験は年間162,668人が受験し、95,495人が合格しています。合格率は58.7%で、67,173人が不合格になっています。

受験者の大半は日本語を母語とする日本人です。それでも約4割が落ちています。「簡単な試験」ではありません。

外免切替の知識確認の合格率は42.8%

外免切替の知識確認は、2025年10月に大きく変わりました。

制度改正前(〜2025年9月)

  • 問題数:10問

  • 合格基準:70%

  • 合格率:約9割

制度改正後(2025年10月〜)

  • 問題数:50問

  • 合格基準:90%

  • 合格率:42.8%

インターネット上には改正前の情報が多く残っています。「10問だけ」「簡単に取れる」という情報は古いものです。

外国人がつまずきやすいポイント

落ちる理由は日本語力よりも、日本と母国のルールの違いにあります。

  • 通行区分 — 日本は左側通行です。ベトナム・中国・フィリピン・ミャンマーは右側通行なので、感覚が逆になります

  • 横断歩道の歩行者優先 — 日本では歩行者がいれば必ず止まります

  • 徐行の定義 — 「すぐに止まれる速度」であり、減速とは違います

  • 駐停車禁止の距離 — 場所ごとに5メートル・10メートルと決まっています

  • 日本語の言い回し — 「原則として」と「いかなる理由があっても」で答えが反転します

👉 どんな問題が出るのかは、外免切替の練習問題と解説で実際に試せます。上に挙げたつまずきやすい論点が、そのまま問題になっています。


母国の免許を持っている方へ(外免切替の注意点)

外免切替を使うには、母国で免許を取った後にその国へ通算3か月以上滞在していたことと、日本の住民票が必要です。29の国・地域で取った免許は知識確認と技能確認が免除されますが、ベトナム・ミャンマー・インドネシア・中国・ネパールの免許は対象外です。

  • 母国で免許を取った後、その国に通算3か月以上滞在していたことが必要です。パスポートの出入国記録などで確認されます

  • 2025年10月から住民票が必要になりました。短期滞在では申請できません

  • 知識確認と技能確認が免除される国・地域が29あります。韓国・台湾・フランス・ドイツ・イギリス・オーストラリアなどが対象です

  • 予約に時間がかかります。地域によっては書類審査や知識確認の予約が数か月先になります

👉 予約が数か月先の地域では、1回の不合格がそのまま数か月の遅れになります。知識確認の中身は外免切替の知識確認(50問)の解説にまとめています。対策は外免切替コースで母語のまま進められます。

母国の二輪免許は、原付になるとは限りません

母国でバイクの免許を持っている方は、次の点に注意してください。切替後にどの免許になるかは、母国の免許の区分によって決まります。原付になるとは限りません。

日本の普通自動二輪などに対応する場合は、知識確認に加えて技能確認(実際に運転する試験)が必要になります。原付への切替であれば技能確認はありません。

国ごとの対応は公表されていません。最終的な判定は、免許センターの書類審査で決まります。申請の前に、自分の免許がどの区分になるかを免許センターで確認してください。

👉 原付に乗ることだけが目的なら、免許センターで原付免許を新しく取るほうが早い場合があります。技能確認がなく、予約も取りやすいためです。


よくある質問

Q. 原付免許の学科試験は何語で受けられますか?

都道府県によって違います。青森県・岩手県・秋田県・長野県は日本語のみです。北海道・山形県・千葉県・神奈川県・静岡県・京都府・鳥取県は英語のみです。茨城県・滋賀県・山口県・香川県・長崎県・熊本県・宮崎県・鹿児島県は20言語に対応しています。東京都と栃木県は5言語です。

Q. 外国人が原付免許を取るのに必要な書類は何ですか?

在留期間などがすべて記載された住民票の写し(6か月以内、コピー不可)、在留カード、証明写真1枚(縦3cm×横2.4cm)、筆記用具です。完全予約制の都道府県では予約番号も必要です。

Q. 原付免許の費用はいくらですか?

東京都で合計9,200円です。試験手数料1,600円、免許証交付料2,350円、原付講習受講料5,250円の合計です。このほかに住民票の発行手数料と写真代がかかります。

Q. 原付免許を取るのに何日かかりますか?

多くの都道府県で1日です。朝に受付をして、学科試験、原付講習を受け、その日のうちに免許証が交付されます。ただし秋田県・栃木県・滋賀県のように、先に原付講習を受ける必要がある県もあります。外免切替は、地域によっては予約に数か月かかります。

Q. 原付免許の合格率はどのくらいですか?

原付の学科試験は58.7%です(警察庁「運転免許統計」令和7年)。年間162,668人が受験し、67,173人が不合格になっています。外免切替の知識確認は42.8%です。どちらも合格ラインが90%と高く、全体の1割を超えて間違えると不合格になります。

Q. 試験に通訳を連れて行けますか?

できません。学科試験は一人で受けます。日本語以外で受験できるのは、試験問題がその言語で用意されている場合だけです。自分の住んでいる都道府県で何語に対応しているかを、事前に必ず確認してください。

Q. 日本語が読めなくても原付免許を取れますか?

取り方と住んでいる場所によって変わります。母国に免許があり外免切替を使う場合は全国どこでも20言語に対応しているため、母語で受けられる可能性が高くなります。免許センターで新しく取る場合は0〜20言語と幅があり、青森県・岩手県・秋田県・長野県は日本語のみです。母語が対応していない場合は、その県で用意されている言語のうち読める言語で受験することになります。日本語のみの県では日本語です。母語で交通ルールを理解してから、受験できる言語で試験に臨むという方法があります。

Q. 原付の学科試験と外免切替の知識確認は、同じ問題ですか?

違います。問題数(48問と50問)も出題内容も違います。合格ラインが90%で文章問題中心という点は共通していますが、問題そのものは別です。外免切替の知識確認は、原付を取る場合でも普通免許と同じ範囲から出題されます。対策も原付免許コースと外免切替コースで分かれています。

Q. 隣の県のほうが対応言語が多いのですが、そこで受験できますか?

できません。受験できるのは住民票がある都道府県です。引っ越して住民票を移せば、移した先の県の条件で受験することになります。

Q. 試験に落ちたらどうなりますか?

再受験できます。ただし、試験手数料(1,600円)は再度必要です。また、東京都のように完全予約制の地域では、予約を取り直す必要があります。原付講習をまだ受けていない場合、講習料は次回に持ち越せることが多いですが、都道府県によって扱いが異なるため確認してください。

Q. 住民票がなくても受験できますか?

できません。住民基本台帳法の適用を受けていない在留資格の場合、原付免許を受験できません。また、在留期限が過ぎている場合も受験できません。外免切替も2025年10月から住民票が必要になりました。

Q. 原付でどこまで走れますか?

原付免許で運転できるのは、排気量50cc以下のバイクと、2025年4月1日から加わった「新基準原付」です。新基準原付とは、排気量125cc以下かつ最高出力4.0kW以下に制御された二輪車を指します。

👉 125ccのバイクなら何でも乗れるわけではありません。排気量が125cc以下でも、最高出力が4.0kWを超える車両は第二種原動機付自転車(原付二種)となり、原付免許では運転できません。購入する前に、その車両が新基準原付に当たるかを必ず確認してください。なお、従来の50cc以下の原付に乗れなくなるわけではありません。

走れる道路と守るルールは、どちらも同じです。高速道路と自動車専用道路は走行できません。また、時速30kmの速度制限があり、二段階右折が必要な交差点があります。これらは学科試験にも出ます。


試験の準備をどう始めるか

合格ラインは90%と高く、合格率は原付58.7%・外免切替42.8%です。試験当日に会場で覚えられる内容ではありません。事前の準備が結果を左右します。

  • 合格ラインは90%と高い

  • 合格率は原付58.7%・外免切替42.8%と決して高くない

  • 原付は日本人でも4割が不合格になっている

  • 文章問題が中心で、問題文を正確に読む力が問われる

  • 2つは別の試験なので、受ける試験に合わせた対策が必要

  • 通訳は同行できないので、試験問題が母語で用意されていなければ、その県で用意されている別の言語か日本語で受けることになる

準備するときは、次の3点を意識してください。

  • 自分が受ける試験を確認する — 原付の学科試験なのか、外免切替の知識確認なのか。問題が違うので、ここを間違えると対策が無駄になります

  • 母語でルールの意味を理解する — 問題文の暗記から始めると、少し言い回しが変わっただけで間違えます。「なぜそのルールがあるのか」を母語で理解しておくと、初めて見る問題にも対応できます

  • 文章問題の形式に慣れる — 実際の試験と同じ○×形式で練習しておくと、本番で読み違えにくくなります

原付も外免切替も、母語で対策できる「Drivey(ドライビー)」

原付の学科試験と外免切替の知識確認は別の試験ですが、Drivey(ドライビー)はその両方に対応したコースを用意しています。どちらのルートを選んでも、母語で対策を進められます。

あなたの状況

Driveyのコース

母国に免許がない
→ 免許センターで原付を新規取得

原付免許コース(48問の学科試験に対応)

母国に免許がある
→ 外免切替で取得

外免切替コース(50問の知識確認に対応)

教習所に通って普通免許を取る

仮免許コース・普通免許コース

Driveyの特徴は次のとおりです。

  • 試験ごとに分かれたコース — 原付免許・外免切替・仮免許・普通免許・二種免許。受ける試験に合わせて、その試験の問題で練習できます

  • 6言語に対応 — 日本語・英語・ベトナム語・ミャンマー語・インドネシア語・中国語。受験する試験が自分の母語に対応していなくても、母語で交通ルールを理解したうえで、実際に受験する言語の問題に取り組めます

  • 本番と同じ形式の問題演習 — 実際の試験と同じ○×の文章問題で練習できるため、「読み違えて落とす」を減らせます

  • 動画とQAテキスト — 文字だけでは分かりにくい標識や交差点のルールを、映像で確認できます

  • ふりがな付きの日本語 — 日本語で受験する方も、漢字につまずかずに学習を進められます

とくに次のような方は、母語で理解してから試験に臨む方法が現実的です。

  • 青森県・岩手県・秋田県・長野県にお住まいの方 — 原付の学科試験に外国語の問題がありません

  • 北海道・山形県・千葉県・神奈川県・静岡県・京都府・鳥取県にお住まいの方 — 原付の学科試験は英語のみです

  • タイ語・タガログ語・韓国語などを母語とする方 — 新規取得の対応言語に含まれていない県がほとんどです

  • 外免切替を選ぶ方 — 合格率42.8%に加え、不合格なら予約の取り直しで数か月失うことになります

合格ラインが90%である以上、事前準備の質が結果を大きく左右します。1回で合格すれば、再受験の手数料も、予約を取り直す時間も必要ありません。

👉 まずは無料トライアルで試してみてください。原付免許コース/外免切替コース


まとめ

  • 原付免許は16歳から、多くの都道府県で1日で取得できる

  • 原付免許で乗れるのは50cc以下のバイクと、2025年4月から加わった新基準原付(排気量125cc以下かつ最高出力4.0kW以下)

  • 原付の学科試験と外免切替の知識確認は別の試験(48問と50問)。外免切替は原付を取る場合でも普通免許と同じ範囲から出題される

  • 合格率は原付58.7%・外免切替42.8%。原付は日本人を含めた受験者の約4割が不合格(警察庁「運転免許統計」令和7年)

  • 免許センターで新しく取る場合、受験できる言語は都道府県で決まる。青森・岩手・秋田・長野は日本語のみ、北海道・山形・千葉・神奈川・静岡・京都・鳥取は英語のみ、茨城・滋賀・山口・香川・長崎・熊本・宮崎・鹿児島は20言語。東京都と栃木県は5言語

  • 外免切替なら全国どこでも20言語。母国に免許があるかどうかで、選べる言語が変わる

  • 学科試験に通訳は同行できない。試験問題がその言語で用意されている県でなければ、日本語以外では受験できない

  • 公式ページに「原付を除く」と書かれていても、原付だけ別の言語があることがある。必ず電話で確認する

  • 受験できるのは住民票がある都道府県。言語を理由に他県で受けることはできない

  • 原付講習の順序は県によって違う。秋田・栃木・滋賀のように、先に講習を受ける必要がある県がある

  • 必要なのは住民票の写し(在留期間等がすべて記載されたもの)と在留カード。住民票が取れない在留資格では受験できない

  • 費用は東京都で9,200円(試験手数料1,600円・交付料2,350円・原付講習料5,250円)

手数料や対応言語は変わることがあります。この記事は2026年9月時点の情報です。申し込む前に、お住まいの都道府県の運転免許センターで最新の情報を確認してください。

まずは無料の2単元から

動画とQ&Aとミニテストがどんなものか、登録すれば無料で確かめられます。日本語(ふりがな付きあり)・英語・中国語・ベトナム語・インドネシア語・ミャンマー語の6言語です。

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出典:警視庁「外国語により受験できる学科試験について」(2026年5月11日更新)/神奈川県警察「原付免許・小型特殊免許の運転免許試験手続について」(文章46問+イラスト2問・45点以上)/警視庁「原付免許試験」(受験資格・手数料・原付講習)/警視庁「外国で取得した運転免許証を日本の運転免許証に切り替えるには」(必要書類・29の免除国・3か月以上の滞在要件)/警視庁「令和7年10月1日施行・改正道路交通法施行規則について」(知識確認50問・45問以上・イラスト問題廃止)/警察庁「運転免許統計(令和7年版)」、および各都道府県警察の公式ページ・公式PDF。公式ページに記載のない県については各運転免許センターへの電話確認(2026年9月)。新基準原付については日本自動車工業会(JAMA)の案内(2025年4月1日適用、排気量125cc以下かつ最高出力4.0kW以下)。なお、この記事は情報提供を目的としたものであり、特定のサービスの利用を前提とするものではありません。

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原付免許

技能実習生・特定技能の原付免許|監理団体・登録支援機関のための通勤手段の確保と、母語で受けられる取得ルート【2026年版】

技能実習生・特定技能外国人を受け入れる監理団体・登録支援機関・受け入れ企業の担当者向けの実務ガイドです。原付免許は業務用というより通勤手段の確保として必要になり、公共交通が乏しい地域ではそのまま定着率に響きます。特定技能では、運転免許の取得方法の案内が義務的支援である生活オリエンテーションの説明事項に含まれています(出入国在留管理庁の運用要領)。原付を取るルートは2つあり、どちらも技能試験はありません。免許センターでの新規取得は学科試験58.7%で予約も取りやすい一方、受験できる言語は都道府県により0〜20言語と幅があり、日本語のみの原付講習も必要です。外免切替で原付を取る場合は知識確認42.8%と合格率は下がりますが、20言語で受験でき、技能確認も原付講習もありません。書類審査にも予約が要り、書類不備は棄却につながります。配属日から逆算したスケジュールまでまとめました。2026年9月時点の情報です。