
神奈川県で、外国人従業員や支援対象者の原付免許取得をサポートする企業・登録支援機関・教育機関の担当者向けの記事です。
取得方法は、外国免許の有無だけで決めず、「切り替えの条件」「試験を読める言語」「予約日」「免許が必要な日」の4点で選びます。
日本語・英語で受験できる方は、新しく原付免許を取る方が早く進められる場合があります。それ以外の言語を希望する方は、外国免許からの切り替えを利用できるか確認しましょう。
本人に説明するときは、やさしい日本語の記事をご利用ください。
最初に、本人へ確認する4つのこと

1.外国の免許から、原付免許へ切り替えられるか
外国免許の種類・有効期限・初回取得日を確認します。加えて、免許取得後、その免許が有効な期間に、発給国で通算90日以上滞在したことを証明できるかを確認してください。
外国免許と90日の滞在証明があっても、原付へ切り替えられるとは限りません。切り替え可能な免許区分は、免許センターに確認します。神奈川県での住所・在留状況など、申請できる条件も確認が必要です。
2.本人が「試験問題を読んで理解できる言語」は何か
国籍や日常会話の能力だけで判断しないことが大切です。交通ルールの問題を読み、正しいか間違いか判断できる言語を確認します。
原付免許を新しく取る:神奈川県の学科試験は、日本語・英語。
外国の免許を切り替える:知識確認は、日本語と20の外国語に対応。
3.それぞれ、いつ予約できるか
新しく取る場合は学科試験の日、外免切替は書類審査の日を確認します。同じ「予約待ち」でも、待っている手続きが異なります。
4.いつまでに免許が必要か
通勤や業務で運転を始めたい日を確認します。初回での合格を前提にせず、再受験や講習が別日になる場合も含めて計画してください。
2つの取得方法を比較
確認項目 | ① 原付免許を新しく取る | ② 外国の免許を切り替える |
|---|---|---|
外国免許 | なくても申請可能 | 有効な免許が必要 |
90日の滞在証明 | 通常の受験では不要 | 必要 |
試験の言語 | 日本語・英語 | 日本語+外国語20言語 |
最初の予約 | 学科試験 | 書類審査 |
支援の重点 | 試験の読解・受験予約・講習準備 | 免許区分・滞在証明・翻訳文の確認 |
②の方法を「外免切替」といいます。外国免許の発給国・地域などによって、知識確認が免除される場合があります。
選び方の目安:①と②の両方を利用でき、日本語・英語で受験できる方は、予約日と書類準備にかかる時間を比較します。日本語・英語での受験が難しい方は、②の条件を満たし、本人が読める言語を選べるかを確認します。
予約待ちは「取得までの日数」ではありません
以下は、2026年9月2日に神奈川県警察運転免許センターへ電話で確認したときの回答です。現在の空き枠を示すものではありません。
① 原付免許を新しく取る場合
学科試験の予約は、2週間〜1か月先との案内でした。合格後の原付講習が別日になる場合もあるため、受験日をそのまま運転開始日には設定しないでください。
② 外国の免許を切り替える場合
書類審査の最短予約日は2026年11月16日で、確認日から約2か月半先でした。
書類審査を通過した場合は、同日に知識確認を受けられ、知識確認の別予約は不要との回答でした。一方、知識確認で不合格になった場合は、再受験まで約1か月待ちとの案内でした。
これらは取材時点の運用・混雑状況です。本人の予約時に、書類審査後の進行、講習の要否、再受験の予約方法、交付までに必要な手続きを確認してください。
担当者が記録するのは「確認日・予約対象の手続き・予約できる日」の3点です。「外免切替は2か月半」のように、期間だけを引き継がないようにしましょう。
① 原付免許を新しく取る場合の支援
予約から交付まで
学科試験をオンラインで予約します。
予約日に、本人が受付・適性試験(視力検査など)・学科試験を受けます。
合格後、原則として3時間の原付講習を受けます。
必要な手続きが終わると、免許が交付されます。
試験の受付は月曜日〜金曜日の8時30分〜9時です。祝日・休日・年末年始を除きます。初回は申請書の作成時間も必要です。
試験と費用
学科試験は文章46問・イラスト2問、50点満点中45点以上で合格です。イラストは1問につき3つの設問があり、すべて正解した場合に2点が入ります。
希望する免許証 | 試験・講習・交付等の合計 |
|---|---|
運転免許証のみ | 9,200円 |
マイナ免許証のみ | 8,400円 |
両方を保有 | 9,300円 |
上記は講習を受ける場合の手数料です。講習免除の場合は異なります。再受験、写真、交通費、翻訳文の取得などの費用は含めていません。
担当者が準備を支援すること
必要書類:住民票は国籍・在留資格等の必要事項がすべて記載され、市区町村が6か月以内に発行したものを用意します。コピーでは手続きできません。在留カード等・本人確認書類・申請用写真も公式案内で確認します。
当日の予定:試験だけでなく講習の時間も確保し、勤務シフトと移動を調整します。
講習の服装:長袖・長ズボン・運転に適した靴を用意します。雨天は雨具も必要です。ヘルメットと手袋は貸し出しがあります。
外国免許がある方は、講習免除も確認
申請日前6か月以内に原付を運転できる外国免許を持ち、免許取得後にその国で通算3か月以上滞在していた場合などは、原付講習が免除される可能性があります。
確認には外国免許証・日本語翻訳文・パスポートなどが必要です。新しく原付免許を取る場合でも、外国免許が講習免除の判断材料になる点を見落とさないようにしましょう。
② 外免切替で原付免許を取る場合の支援
予約・書類審査・知識確認の3段階

図は主な手続きのイメージです。図の長さは待ち時間を表していません。確認・講習の免除や交付時期は個別に確認します。
窓口で書類審査の日を予約:原則、平日14時〜15時に運転免許センター12番窓口へ行きます。来場できる日は公式案内を確認してください。
指定日に書類審査:外国免許・パスポート・日本語翻訳文・住民票・在留カード等を提出し、切り替えの条件を確認してもらいます。
必要な方は知識確認:書類審査通過後に受けます。同日受験の扱いは、本人の予約時に確認してください。
その後、必要な講習等と交付手続きを終えて免許取得となります。原付への切り替えで必要な手続きと費用を確認し、一般の外免切替の案内をそのまま当てはめないようにしてください。
書類準備で止まりやすいポイント
免許の期限・取得日:初回取得日を確認できるか、手続き中に期限が切れないかを確認します。期限が近い場合は早めに相談してください。
90日の滞在証明:パスポートだけで証明できない場合があります。出入国印がない場合は、在職証明・給与明細・卒業証明など、必要な追加資料を確認します。
日本語翻訳文:公式案内に記載された機関が作成したものが必要です。
通訳:日本語でのやりとりが難しい場合は、日本語通訳人の同行が必要です。試験の対応言語と、窓口の対応言語は別です。
知識確認の問題と対応言語
知識確認は正誤式50問、45問以上の正解で合格です。発給国・地域等により免除される場合があります。
日本語のほか、次の20言語に対応しています。
英語、中国語、ベトナム語、ポルトガル語、スペイン語
タイ語、タガログ語、ロシア語、ペルシャ語、韓国語
インドネシア語、クメール語、ネパール語、ミャンマー語、モンゴル語
ウクライナ語、シンハラ語、ウルドゥー語、アラビア語、ヒンディー語
担当者間で共有する記録は、この6項目
複数人を支援する場合は、次の項目を本人ごとに記録すると、確認漏れや引き継ぎの行き違いを減らせます。
本人の条件:住所・在留状況、外国免許の種類・期限・初回取得日、90日の証明状況
選んだ方法と理由:新規取得/外免切替、選択した試験言語
目標日:免許が必要な日、勤務や通勤で運転を始めたい日
予約情報:確認日、予約した手続き、日時、次に予約すべき手続き
準備状況:不足書類、翻訳文、通訳・同行者、学習状況
次の行動:誰が・何を・いつまでに行うか。不合格時の再予約も記録
予約の確保と試験対策は並行して進めます。試験種別と言語を決めたら学習を始め、受験前に理解度を確認しましょう。
学習支援にDriveyを利用する場合
学習には、公式情報、市販教材、社内研修、学習サービスなどを利用できます。本サイトを運営するジップラスのDriveyには、原付免許の学科試験対策と外免切替の知識確認対策があり、個人向け・法人向けを用意しています。
本人が学習を始める場合:受験する試験に合った個人向けコースを案内します。
企業・支援機関が継続して支援する場合:対象人数や学習状況の確認方法を整理して、法人利用を相談します。
教材の対応言語と、免許センターで選べる試験言語は異なります。本人が理解しやすい言語で交通ルールを学んだうえで、実際の受験言語でも問題を読めるか確認してください。
利用できるコース・言語・管理機能・契約条件は、申込前に確認してください。
よくある質問
外国免許があれば、外免切替を優先すべきですか?
一律には決められません。本人が日本語・英語で受験でき、学科試験の予約が早い場合は、新規取得が適することがあります。講習免除の可否や書類準備も含めて比較してください。
企業担当者が本人に代わって手続きできますか?
本人確認や適性試験、学科試験・知識確認は本人が受けます。担当者が支援できる予約・書類準備・通訳や同行の範囲は、免許センターに確認してください。
最初の受験日に合わせて、運転業務を開始してよいですか?
受験日だけでは判断できません。実際に免許が交付されたことと、運転する車両に合う免許区分・条件であることを確認してから、運転開始を決めてください。
公式案内・相談先
神奈川県警察運転免許センター:045-365-3111(代表)
外免切替の予約に関する相談:045-365-6000。原則、平日15時〜16時に、日本語を理解できる方から連絡します。相談用の番号で、予約は12番窓口で行います。
警察の公式情報確認日:2026年9月11日。予約待ち・同日の知識確認・再受験待ちについては、2026年9月2日の当社電話確認に基づきます。予約の空き状況を9月11日に再確認したものではありません。申請前に最新の手続き・費用・予約状況をご確認ください。


