
外免切替の知識確認は、50問中45問以上の正解(正答率90%)で合格する試験です。2025年10月1日の改正で、問題数が10問から50問に増え、イラスト問題は廃止されました。合格率は42.8%です(警察庁公表・2025年10〜12月)。
ただし42.8%は知識確認だけの数字です。普通免許など原付以外の免許に切り替える場合は、知識確認のあとに技能確認(合格率13.1%)があります。両方に合格して初めて免許が交付されるため、両方を通過する割合は約5.6%です。なおこの5.6%は、1回ずつ受けて両方とも一度で通る場合の目安です。どちらも受け直せるため、複数回受験した場合の最終的な取得率はこれより高くなります。原付への切替だけは技能確認が免除され、関門は知識確認50問だけになります。
50問 知識確認の出題数 | 45問 合格ライン | 42.8% 合格率 |
この記事は、Drivey(ドライビー)の外免切替・知識確認対策コースを使って、どの順番で、どのくらいの期間勉強すれば合格できるかをまとめたものです。試験そのものの内容を知りたい方は、外免切替の知識確認(50問)|出題内容・合格率・過去問対策をご覧ください。練習問題を答えと解説つきで公開した記事もあります。まず自分の現在地を確かめてから、この記事に戻ってきてください。
外免切替の知識確認は、どんな試験ですか
知識確認は、外国の運転免許証を日本の運転免許証に切り替えるときに受ける学科の審査です。日本の運転免許試験(本免許・仮免許)とは別の試験で、出題される問題も別に作られています。
項目 | 内容 |
|---|---|
問題数 | 50問 |
出題形式 | 文章問題のみ(正誤式・◯×)。イラスト問題は2025年10月に廃止 |
合格基準 | 45問以上の正解(正答率90%)。間違えられるのは5問まで |
試験時間 | 30分 |
実施回数 | 午後1回のみ(警視庁の場合) |
対応言語 | 20言語 |
合格率 | 42.8%(警察庁公表・2025年10〜12月)。このほかに技能確認(13.1%)があります。原付への切替は不要 |
※問題数・出題形式・合格基準・実施回数は警視庁「令和7年10月1日施行・改正道路交通法施行規則について」の記載によります。
2025年10月の改正で、何が変わりましたか
知識確認は、2025年10月1日に大きく難しくなりました。問題数が5倍になり、合格に必要な正答率も上がっています。
項目 | 2025年9月まで | 2025年10月から |
|---|---|---|
問題数 | 10問 | 50問 |
合格基準 | 7問以上(70%) | 45問以上(90%) |
イラスト問題 | あり | 廃止 |
実施回数 | 午前・午後 | 午後1回のみ |
知識確認の合格率 | 92.5% | 42.8% |
技能確認の合格率 | 30.4% | 13.1% |
技能確認も同時に厳しくなり、横断歩道の通過、右左折時の合図と安全確認、一時停止、進路変更、踏切の通過といった課題が追加・厳格化されました。改正前の時点ですでに、知識確認は92.5%が通る手続きで、実質的な関門は30.4%の技能確認でした。改正後もこの関係は変わっていません(合格率は警察庁が2026年3月2日に公表した数値)。
👉 改正前の情報で書かれた対策記事や教材は、そのまま使えません。「10問中7問で合格」と書かれている情報を見つけたら、それは2025年9月以前のものです。
どのくらい勉強すれば合格できますか
全範囲をカバーするのに2〜4週間が目安です。1日4〜5レッスンのペースなら約4週間、まとまった時間が取れる方は2週間ほどで一通り進められます。これはDriveyの学習コンテンツを最初から最後まで進めた場合の目安です。
下の表は、4週間で進める場合の例です。2週間で進める場合は、1〜2週目と3〜4週目をそれぞれ1週間にまとめてください。
時期 | やること | 目安 |
|---|---|---|
1週目 | 動画+Q&A+ミニテストで基礎を固める/標識問題に取りかかる | 1日4〜5レッスン+用語50語 |
2週目 | 動画を進めながら、練習問題(1セット10問)を開始 | 1日4〜5レッスン+用語50語 |
3週目 | 全範囲を一周し、実力確認で弱点を洗い出す | 実力確認+間違えた分野の復習 |
4週目 | 模擬試験を本番同様にくり返す | 正答率90%を安定して超えるまで |
用語集は、この期間を通してずっと並行して続けてください。目標は1週間で50語です。週のはじめに50語をまとめて確認し、その週は同じ50語をくり返します。
👉 合格率42.8%の試験で、間違えられるのは5問だけです。直前に詰め込んで通る試験ではありません。なお普通免許などへの切替では、この知識確認のあとに技能確認(13.1%)が控えています。予約が取りにくい地域では受験日が数か月先になることもあるため、申請の手続きと並行して学習を始めてください。
何から勉強を始めればいいですか
まず学習コンテンツの動画から始めてください。学科試験は丸暗記では合格が難しく、「理解する」「おぼえる」「実際に判断できる」の3つがそろって初めて点数になります。Driveyのレッスンは、この3つを順番に踏む構成になっています。
1. 動画で「理解する」
まずは動画を視聴して、交通ルール・注意点・大事なポイントを、イメージと一緒につかみます。文章だけでは分かりにくい内容も、動画なら頭に入りやすくなります。
2. Q&A形式で「おぼえる」
次に、一問一答形式のQ&Aで、動画で学んだ内容を確認します。「自分で答えを思い出す」「合っているかすぐ確認できる」というサイクルを回すことで、記憶が定着します。
3. ミニテストで「たしかめる」
最後に、短いミニテストで、本当に理解できているかを確認します。間違えたところは動画やQ&Aに戻って復習し、弱点をその場でつぶしていきます。
自信がない分野は、動画をもう一度見てからミニテストに再挑戦してください。この往復が、いちばん力のつく進め方です。
用語は、どのくらい覚える必要がありますか
目標は1週間で50語です。外免切替の知識確認では、「言葉の意味が分かるかどうか」が合否を大きく左右します。交通ルールに関する単語を多く知っているほど、文章問題の理解が速くなります。
用語集は、まとまった時間が取れない日ほど役に立ちます。電車やバスに乗っているとき、休憩時間、寝る前の数分でも進められます。3分から5分でかまいません。
「動画+Q&A+用語集」がかんたんに感じてきたら、次のテスト機能に早めに移ってください。
問題は、どの順番で解けばいいですか
標識問題 → 練習問題 → 実力確認 → 模擬試験の順です。いきなり模擬試験から始めると、点数が出ずに手が止まります。
(ア) 標識問題
外免切替・本免許・仮免許など、どの学科試験でも必ず出るのが標識問題です。日本には200種類以上の標識があり、形や色が似ているもの、意味が近くて混同しやすいものが多くあります。
Driveyでは、ただ暗記するだけでなく、「なぜこの標識があるのか」「どんな危険を防ぐための標識なのか」という背景まで理解できるようにしています。学習の前半で全問正解レベルまで到達できると、試験全体への自信につながります。
(イ) 練習問題
練習問題は1セット10問なので、通勤・通学の移動時間や休憩中でも取り組めます。間違えた問題はあとから一覧で振り返ることができ、自分がよく間違えるポイントを把握して、苦手な分野にしぼって復習できます。
「なぜ間違えたのか」「どの部分が理解できていなかったのか」を意識しながら進めてください。
(ウ) 実力確認
実力確認テストは、本番の約半分の問題数で構成されています。これまでの知識がどれだけ身についているか、どの分野がまだ弱いのかを客観的にチェックできます。試験直前の力試しと、残り期間で何を重点的に勉強すべきかの判断に使ってください。
(エ) 模擬試験
模擬試験は、本番と同じ問題数・同じ時間制限で構成された、もっとも実戦的なテストです。時間配分の感覚、集中力の保ち方、緊張した状態での判断力といった「本番力」が身につきます。
本番だと思って集中して解くことで、自分の弱点がはっきり見えてきます。正答率90%を安定して超えられるようになってから、本番に臨んでください。
試験当日に気をつけることは何ですか
(1) 文章を正確に読む
問題文は、ほとんどが1〜2行の短い文章です。だからこそ、一言の違いがそのまま正解・不正解につながります。次のような表現に注意してください。
信号の種類:青色の灯火、赤色の点滅、黄色の矢印 など
数値のちがい:3秒前 / 30メートル手前、3メートル以内 / 5メートル以内
文末の表現:「〜である / 〜でない」「〜できる / 〜できない」
「なんとなくこうだった気がする」で答えず、数字と言葉の違いを正確に読んでください。
(2) 問題は素直に解釈する
書かれている内容が正しいか間違っているかを、シンプルに判断します。常識に照らせば分かる問題も多く、ひねりすぎて考えるとかえって間違えます。
ただし「必ず」「絶対」「どんなときでも」という言葉が入っている文は、例外があるかどうかを問う問題であることが多いので、そこだけは慎重に読んでください。
(3) 必ず見直しをする
全問解き終わったら、最初から見直してください。マークミス・読み違い・解答のつけ忘れを防げます。分かっている問題を落とすのは、45問必要な試験ではそのまま不合格につながります。
よくある質問
原付免許だけ切り替えたい場合も、同じ試験ですか
はい。原付免許を取る場合でも、知識確認の出題範囲は普通免許への切替と同じです。「原付だから簡単な試験になる」ということはありません。ただし技能確認は免除されます。普通免許などへの切替では技能確認(合格率13.1%)が必要なので、原付だけを取る場合は関門が1つ少なくなります。
知識確認と技能確認では、どちらが難しいのですか
技能確認です。2025年10〜12月の合格率は知識確認42.8%に対し、技能確認は13.1%。3倍以上の開きがあります。改正前の2024年も知識確認92.5%・技能確認30.4%で、技能確認のほうが狭い関門でした。普通免許などへの切替を目指す場合は、知識確認の学習と並行して、実車での練習も計画に入れてください。原付への切替なら技能確認は不要です。
何語で受けられますか
20言語です。英語・中国語・韓国語・ベトナム語・インドネシア語・スペイン語・ポルトガル語・ロシア語・タイ語・タガログ語・ペルシャ語・クメール語・ネパール語・ミャンマー語・モンゴル語・ウクライナ語・シンハラ語・ウルドゥー語・アラビア語・ヒンディー語が対象です(警視庁「外国語により受験できる学科試験について」)。ただし言語によって受験できる曜日と試験場が決まっているため、事前に確認してください。
知識確認が免除される国はありますか
はい。29の国・地域は知識確認と技能確認の両方が免除されます。イギリス・ドイツ・フランス・カナダ・オーストラリア・韓国・台湾などが対象です(警視庁)。ベトナム・ミャンマー・インドネシア・ネパールなど、日本で働く方の出身国として多い国は対象外です。
受けるための条件はありますか
外国で運転免許を取得したあと、その国に通算して3か月以上滞在していたことが必要です(警視庁)。旅行中に短期間で免許を取った場合は対象になりません。
手数料はいくらですか
東京都の場合、申請手数料は普通2,500円・原付1,600円で、交付手数料が2,350円です(警視庁)。都道府県で異なるため、お住まいの免許センターで確認してください。
コースの申し込みと、法人でのご利用
個人でお使いの場合は外免切替コースのページから、無料トライアルで中身を確認できます。日本語・英語・中国語・ベトナム語・インドネシア語・ミャンマー語の6言語に対応し、日本語にはふりがな付きもあります。
企業・監理団体・登録支援機関で複数名の学習を支援される場合は、法人向けサービスをご覧ください。法人管理画面で、誰がどこまで進んでいるかを遠隔で確認できます。対象人数や契約条件はお問い合わせフォームからご相談ください。
なお、外免切替に必要な運転免許証の日本語翻訳文も、Driveyを運営するジップラス株式会社で作成しています。技能確認の対策については、同社が外免切替安心パッケージ(翻訳文発行・外国語教本・技能確認対策動画・教習所でのマンツーマン実技教習)を提供しています。学習と書類準備をまとめてご相談いただけます。
原付免許だけが必要な方は、47都道府県の対応言語・必要書類・費用をまとめた記事もあわせてご確認ください。原付は外免切替でも新規取得でも技能試験がありません。
まずは無料の2単元から 動画とQ&Aとミニテストがどんなものか、登録すれば無料で確かめられます。日本語(ふりがな付きあり)・英語・中国語・ベトナム語・インドネシア語・ミャンマー語の6言語です。 |
※2026年9月時点の情報です。制度・手数料は変わります。申請前に、お住まいの都道府県の運転免許センターでご確認ください。


